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〜伝統文化が育んだ“祝いごはん”の奥深さ〜
端午節(たんごせつ)——。台湾と日本で同じ読み方をするこの節句ですが、その過ごし方や「祝いの食事」には、実は驚くほどの違いがあります。今回は、台湾の伝統料理「粽子(ちまき)」と、日本の「ちまき・柏餅」を比較しながら、節句文化の奥深さと食の魅力を掘り下げていきます。

🍙 台湾式ちまきとは?
台湾で端午節といえば「粽子(ゾンツー)」。もち米に豚の角煮、椎茸、干しエビ、塩漬け卵黄、落花生などをたっぷり詰め込み、竹の葉で包んで蒸す豪快な逸品です。
- 南部粽:生米を包み、ゆでるタイプ。もっちり柔らか。
- 北部粽:炒めた米を蒸すタイプ。香ばしく粒感あり。
どちらも主食として満足感たっぷりで、お祭りの日には家族みんなで手作りするのが習わし。味付けも濃厚で、台湾醤油や五香粉の香りが特徴的です。

🍡 日本の節句料理は“優しさ”がポイント?
一方、日本の端午の節句(こどもの日)といえば「ちまき」や「柏餅」。関西では、笹の葉で包んだ細長い餅菓子の“ちまき”が親しまれていますが、これは甘くて軽めのおやつ系。柏餅もこしあんや味噌あん入りの和菓子として、お祝いの場に並びます。
つまり、日本の節句料理は、
- 甘くてやさしい風味
- 季節感を重視(新緑の柏葉)
- 子どもが喜ぶ軽やかさ
が大きな特徴です。台湾の粽子が「がっつり系祝いごはん」だとすると、日本のちまきは「ほっとする甘味」。まさに、文化の違いが料理に現れているといえるでしょう。
🥟 台湾粽子×水餃子の楽しみ方も!
当店では、台湾の本格粽子と一緒に楽しめる「水餃子(長尾キーワード:水餃子 アレンジ・水餃子 レンジ温め方)」も人気です。お祝いの日には、
- 定番にら肉水餃子
- ぷりぷり海老水餃子
- ピリ辛紅油抄手
といったバリエーション豊かな水餃子を、ちまきの副菜として組み合わせるのがおすすめ!ちまきの濃厚さを、水餃子のジューシーさでバランス良く仕上げ、台湾の祝祭の食卓を再現できます。

📦 端午節限定のちまき、受付中!
現在、**冷凍配送対応の台湾ちまき(数量限定)**を受付中です。日本全国発送可能で、端午節(2025年5月末頃)までにお届けをご希望の方は、お早めにご予約ください。
▶ ご注文はこちら:https://taiwanaji.com/
次回予告:「台湾ちまき×世界のもち米料理〜グローバル視点の味比べ〜」
アジアから中南米まで、“もち米”を使った料理は世界中に存在します。次回は、台湾ちまきと世界のもち米グルメを比較しながら、グローバルな味の旅をお届けします。どうぞお楽しみに!
