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台湾の伝統料理といえば「ちまき(粽子)」を思い浮かべる方も多いでしょう。竹の葉に包まれたもち米と具材の香りは、まさに台湾の家庭やお祭りを思い出させてくれる味です。最近では、日本でも 冷凍ちまき が手軽に購入できるようになり、家庭で本格的な台湾料理を楽しむ人が増えています。
しかし、冷凍ちまきを買った後に「どうやって温めるのが一番おいしいの?」と迷う方も少なくありません。ここでは、シェフとして25年以上の経験を持つ私の視点から、冷凍ちまきをおいしく温める方法を紹介します。

冷凍ちまきの基本的な温め方
1. 蒸し器を使う(おすすめ)
一番おすすめの方法は、蒸し器でじっくり温めることです。
- 冷凍ちまきをそのまま竹の葉ごと蒸し器に入れる
- 強火で約20〜25分蒸す
- 竹の葉の香りが立ち、もち米がふっくら仕上がる
蒸すことで乾燥せず、もちもち感が最大限に引き出されます。台湾の家庭でも伝統的にこの方法が使われています。
2. 電子レンジを使う(時短)
忙しい時には電子レンジも便利です。
- 冷凍ちまきをラップで包む
- 600Wで3〜4分加熱(ちまきの大きさによる)
- 少し硬さを感じる場合は追加で30秒ずつ加熱
ただし、レンジだけだとやや乾燥しやすいため、加熱後にラップに包んだまま1〜2分蒸らすと、しっとりした仕上がりになります。
3. 鍋でゆでる(昔ながらの方法)
- 大きめの鍋にお湯を沸かす
- 冷凍ちまきを袋ごと、または葉付きのまま入れる
- 中火で15分ほどゆでる
竹の葉から香りがしみ出し、独特の風味が広がります。

アレンジレシピでさらに楽しむ
温めた冷凍ちまきは、そのまま食べても十分美味しいですが、少し工夫することで新しい楽しみ方が広がります。
- ピリ辛ソースをかけて:台湾風ラー油や豆板醤で辛味をプラス
- 薬味トッピング:刻みネギやパクチーを添えると爽やかさアップ
- スープにアレンジ:鶏がらスープにちまきを入れ、スープ粽として楽しむ
家庭で作る「プチ台湾グルメ体験」として、ぜひ挑戦してみてください。
台湾味(Taiwanaji)のこだわり
私たち「台湾味」では、台湾出身のシェフが一つひとつ手作りでちまきを包んでいます。
日本で暮らす台湾人や台湾ファンの皆さんに「本物の台湾の味を届けたい」という思いから、保存しやすい冷凍ちまきを開発しました。
- 国産もち米を使用し、食感はふっくらもちもち
- 秘伝の調味料で味付けした豚肉や干しエビを使用
- 竹の葉で包むことで香りを閉じ込める
家庭で温めるだけで、まるで台湾の夜市や端午節のお祭りにいるような気分を味わっていただけます。

まとめ
冷凍ちまきは「蒸す・レンジ・ゆでる」など、いろいろな方法で温められますが、竹の葉の香りともち米の食感を最大限楽しむなら蒸し器がおすすめです。さらにアレンジを加えれば、家庭で本格的な台湾料理を楽しめます。
👉 あなたの食卓に台湾の香りを。
ぜひ、台湾味の冷凍ちまきで特別な時間をお過ごしください。