【静岡×台湾の傑作】香りが違う！「桜エビの台湾風おこわ（油飯）」で迎える華やかな新年

【2026おせち】海の宝石が輝く。職人が釜で炊き上げる「桜エビの台湾油飯」の深い旨味

こんにちは、静岡の「台湾味」店主、黄（ホアン）です。

私たちのお店があるここ静岡県は、食材の宝庫です。 今回は、私の故郷「台湾」の伝統料理と、ここ「静岡」が誇る最高級食材を融合させた、当店でしか食べられない特別なおせちメニューをご紹介します。

蓋を開けた瞬間に広がる芳醇な海の香り…。 **「桜エビの台湾風おこわ（桜海老米糕 / 台湾油飯）」**です。

🦐 静岡の宝石「桜エビ」を贅沢に使用

お正月のお祝いにふさわしい食材といえば、やはり「海老」です。 長いひげが「長寿」を表し、茹でると赤くなることから「魔除け」や「お祝い」の色とされています。

当店のおこわには、地元・**駿河湾で水揚げされた新鮮な「桜エビ」**を惜しみなく使用しています。 乾燥させた桜エビは旨味が凝縮されており、噛むほどに濃厚な甘みと香ばしさが口いっぱいに広がります。

まるで「海の宝石」のような美しい茜色が、お正月の食卓を華やかに彩ります。

🍚 日本の「おこわ」と、台湾の「油飯」は何が違う？

「台湾風おこわ（油飯：ヨウファン）」は、日本の一般的なおこわとは作り方が少し違います。 ここが、美味しさの最大の秘密です。

1. 先に「炒める」工程： 生のもち米を蒸す前に、ごま油で具材（椎茸、豚肉、エシャロットなど）と一緒にじっくり炒めます。 これにより、お米一粒一粒が油でコーティングされ、ツヤツヤと輝き、冷めても固くなりにくいのです。
2. 台湾醤油のコク： 味付けには、台湾産の醤油とフライドエシャロット（油葱酥）を使用。 日本の醤油より少し甘みのあるコクと、エシャロットの香ばしさが、桜エビの風味を最大限に引き立てます。
3. モチモチの食感： 炒めた後に蒸し上げることで、**「モッチモチ」**とした弾力のある食感が生まれます。

🥢 噛みしめるたびに福が来る

台湾では、おこわ（油飯）は子供が生まれた時やお祭りなど、**「ハレの日」**に必ず食べる縁起の良い料理です。 もち米のように「家族の絆が強く結びつく」という意味も込められています。

おせち料理の締めくくり（シメ）として。 濃厚な桜エビの香りと、台湾伝統の味付けが融合したこの一品は、きっと皆様の記憶に残る味わいとなるはずです。

👨‍🍳 シェフのおすすめアレンジ

そのままでも十分美味しいですが、お好みで**「パクチー（香草）」**を少し乗せると、より本格的な台湾の味になります。 また、当店の「特製ラー油」を少し垂らすと、ピリッとした辛味が甘みのあるおこわを引き締め、お酒のアテにも早変わりしますよ。

静岡の恵みと台湾の技が詰まった一皿で、美味しい新年をお迎えください。

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