「台湾の朝ごはんで『饅頭』を頼んだら、中身が空っぽの白いパンが出てきてびっくりした!」 台湾旅行でそんな経験をしたこと、またはネットで見て不思議に思ったことはありませんか?
日本の「お饅頭(まんじゅう)」といえば、中に甘いあんこがたっぷり詰まった和菓子を想像しますよね。しかし、台湾における「饅頭」は、日本のそれとは全く違う食べ物なのです。
今回は、検索でもよく調べられている台湾の「饅頭(マントウ)」と「包子(バオズ)」の決定的な違いと、台湾人が愛してやまない定番の種類について、静岡の本格台湾料理専門店【台湾味】が分かりやすく解説します!
1. 決定的な違いは「中に具(餡)が入っているか」どうか!
台湾の小麦粉を使った蒸しパン(点心)は、大きく2つの名前に分けられます。
- 饅頭(マントウ):中に具材が「入っていない」もの
- 包子(バオズ):中に具材が「入っている」もの
つまり、日本人が想像する「肉まん」や「あんまん」は、台湾ではすべて「〇〇包(バオ)」と呼ばれます。一方、生地そのものの味を楽しむプレーンなものが「饅頭」なのです。

🍞 噛むほどに甘い!「饅頭(マントウ)」の世界
饅頭の最大の魅力は、フカフカ&モッチリとした生地の弾力(台湾では「Q弾(キュータン)」と言います)と、噛めば噛むほど口に広がる小麦の優しい甘みです。
- 白饅頭(プレーンマントウ): 最も基本的でシンプルな白い饅頭。ほんのりとした甘みがあり、温かい豆乳と一緒に食べるのが台湾の定番朝ごはんです。
- 黒糖饅頭: 生地全体に黒糖を練り込んだ、コクのある甘さが特徴の饅頭。
- 美味しい食べ方アレンジ: 台湾の学生や社会人は、白饅頭をハンバーガーのバンズのように横にスライスして、「ネギ入り卵焼き(蔥蛋)」や「豚肉のソテー」を挟んで食べるのが大好きです!(饅頭夾蛋/夾肉と言います)
🥟 肉汁が溢れ出す!「包子(バオズ)」の世界
フカフカの生地の中に、熱々の具材をたっぷり包み込んだのが包子です。
- 肉包(ロウバオ / 肉まん): 台湾の肉包は、日本のコンビニ肉まんよりもお肉がゴロゴロしていて、醤油とスパイス(五香粉など)がガツンと効いています。一口噛むと、生地に染み込んだ肉汁がジュワッと溢れ出します!
- 菜包(ツァイバオ / 野菜まん): キャベツや切り干し大根、春雨、シイタケなどを炒めた具材がたっぷり入ったヘルシーな包子。ベジタリアン(素食)の方にも大人気です。

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